新栄通信 vol.2448 『富士経済、「再生可能エネルギー発電システムの国内市場」の調査結果発表』

富士経済は、「再生可能エネルギー発電システムの国内市場」の調査結果を発表した。
2016年度の再生可能エネルギー発電システムの市場は5分野全体で3兆3,065億円が見込まれる。太陽光発電システムが市場の7割弱を占めているが、前年度より割合は減少した。2017年度より始まる新認定制度により、大型特別高圧案件を中心とした駆け込み着工が発生しており、2018年頃まではその竣工が続くとみられる。
太陽光発電システムは2014年度が市場のピークで、今後は縮小が続くとみられる。特に売電事業用の高圧/特別高圧案件が激減し、2020年度は2015年度比64.7%減の1兆583億円が予測される。
太陽光発電システムの市場縮小により、再生可能エネルギー発電システム市場は2016年度からマイナス成長が続くとみられるが、その他再生可能エネルギー発電システムでは、特に風力発電システムで中大型陸上風力発電システムの運転開始や、大規模な洋上風力発電所が複数計画されているなど、今後の市場拡大が期待される。
水力発電システムは中小水力発電領域を中心に、2017年度まで市場が拡大するとみられる。また、バイオマス発電システムは2016年度から2018年度にかけて一般木質・農作物残さを主な燃料とする大型案件が予定されており市場拡大が期待されるが、その後縮小するとみられる。